Update 99/4/10

エミュ通特別記事

ソニー、第1ラウンド落とす!!
ソニーのBleem!差し止め申請棄却!

GameSpotより翻訳 by ひとで

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 金曜の午後、Bleem社の発表により、ソニーコンピュータエンタテイメントアメリカ(SCEA)が、プレイステーションエミュレータBleem!の発売延期を求めて行った、一方的緊急差し止め命令の申請は棄却されたことが明らかになった。一方的緊急差し止め命令の申請は、SCEAがサンフランシスコ連邦裁判所に対して行っていたもので、SCEA側の主張では、Bleem!がプレイステーションのハードウエアとソフトウエアを侵害するものだとしている。

 G3マッキントッシュ用のConnectix Virtual Game Stationとは異なり、Bleem!ではユーザがDirect3Dを使ったさまざまなPCのハードウエアアクセラレータを利用することができる。そうすることで、ゲームがより”アーケードライク”になり、本物のプレイステーションで動かすよりもはるかにグラフィックが美しくなる。こういった違いを見てもらうために、Bleem社ではウエブサイト上に、Bleem!上で動かしたプレイステーションのゲーム画面を公開している。

 「裁判所の決定はとても嬉しいものだよ。」とBleem!の販売・マーケティング部長のDavid Herpolsheimer氏は話してくれた。「Bleem!はソニーにとっても利益になると確信しているんだ。なぜなら、プレイステーションの勢力範囲が、何百万人のPCゲーマーにまで広がるわけだからね。我々はいつもソニーやすべてのプレイステーションソフトのデベロッパの利益を尊重して仕事を進めてきたし、法的な問題にも積極的に取り組んできた。今回のソニーの処置に対しても、我々は常にオープンな姿勢を保っている。そしてソニーには早くわかってもらいたいね。この業界の人々や小売業の人々がもうとっくにわかっていることを。つまり、Bleem!こそがプレイステーションゲームのマーケットをさらに拡大し、ゲームソフトの売り上げを増大させるということに。」

  Bleem社ではウエブサイト上で、24.95USドルでBleem!の注文を開始しており、さらにデモバージョンを配布してユーザーを喜ばせている。すでに50万人以上の人がこのデモ版をダウンロードしている。ゲーマーは、Bleem!のファイナルバージョンを待っているのだ(来週発売予定)。

  「我々は2,3日早くBleem!を発売することを考えていたんだが、この訴訟に対応してるおかげで、かなりの時間をとられてしまった。この時間はBleem!やユーザのためにかけるはずだったのにね。」とHerpolsheimer氏は言う。 「この失われた時間をとりもどすため、24時間体制で作業しています。そして今不安になっているユーザに必ずBleem!をお届けします。」  


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